STEP 1
症状・咬み合わせを確認
気になる見た目や咬みにくさを整理します。セルフチェックは受診の目安で、診断に代わるものではありません。
セルフチェックへOpen Bite
奥歯を噛み合わせても前歯が噛み合わない状態。前歯で食べ物を噛み切れない、発音がしにくいなどの機能的問題が生じます。骨格的な問題であるため、外科矯正による根本的な治療が必要です。
開咬(オープンバイト)とは、奥歯を噛み合わせても上下の前歯が接触せず隙間が残る不正咬合です。日本人の約2〜4%に見られ、骨格性の場合はルフォーI型骨切り術を中心とした外科矯正が必要です。
開咬(オープンバイト)は、奥歯を噛み合わせても前歯が噛み合わない状態です。 前歯で食べ物を噛み切れない、発音がしにくい(特に「タ行」「サ行」)など、機能的な問題が生じます。
開咬には大きく分けて 2 つのタイプがあります:
骨格性開咬は、上顎骨の後方部分が下方に成長しすぎることで咬合平面が急傾斜し、前歯部に隙間が生じます。この場合、矯正治療だけで歯を動かしても骨格的な問題が残るため、後戻りのリスクが非常に高くなります。
上記の症状に複数当てはまる場合、骨格性の開咬の可能性があります。
まずは初診相談でご相談ください。
| 治療法 | 矯正治療のみ | 外科矯正 |
|---|---|---|
| 改善効果 | 限定的(後戻り多い) | 根本的 |
| 治療期間 | 2~3年 | 1~1.5年 |
| 前歯咬合 | 不安定 | 確実に回復 |
| 顔貌改善 | わずか | 大幅(ロングフェイス改善) |
| 後戻りリスク | 非常に高い(約50%) | 低い(約5%未満) |
上顎の骨を切り、後方部を上方に押し込む(インパクション)ことで咬合平面を修正し、前歯の噛み合わせを回復させます。開咬の治療で最も一般的かつ効果的な術式です。
適応: 上顎骨の垂直的過成長が主な原因の場合
下顎の内側から骨を切り、下顎の位置を調整する手術。ルフォーI型と併用し、上下顎の位置関係を最適化します。
適応: 下顎の位置調整が必要な場合(両顎手術)
上顎と下顎の両方を手術する方法。開咬の多くは上下顎の位置関係が複合的に異常しているため、両顎手術が選択されることが多い。
適応: 上下顎の両方に骨格異常がある場合(最も一般的)
前歯が正常に噛み合うようになり、食べ物をしっかり噛み切れるようになります。
舌の位置が正常化し、タ行・サ行の発音がクリアになります。
矯正のみでは約50%の後戻りリスクが、外科矯正では5%未満に低減します。
顔が長く見える印象が改善され、顔全体のバランスが良くなります。
顎変形症と診断された場合、矯正治療・手術ともに健康保険が適用されます。
約 50~80 万円
3 割負担の場合(高額療養費制度利用可)
Surgery First など、保険適用外の治療法を選択される場合。
約 220~370 万円
税込(分割払い可)
治療の適応、費用、入院・回復の見通し、リスクは、診察・検査と治療計画に基づいて個別にご説明します。
詳細な費用については、初診相談時にご説明いたします。
症状、骨格、咬合、全身状態、生活環境を確認し、矯正治療のみで対応できるか、手術を含めて検討するかを個別にご説明します。治療期間、費用、保険・自費の扱い、入院・回復の見通しは診断後にご案内します。
歯性開咬(歯の傾きが原因)であれば矯正治療で改善可能ですが、骨格性開咬の場合は矯正のみでの治療は後戻りリスクが約50%と非常に高く、外科矯正が推奨されます。
術後の咬合の安定には、ゴム牽引や矯正での微調整が必要になる場合があります。経過と必要な期間は術式や歯の状態により異なるため、診察で個別に確認します。
治療の適応、費用、入院・回復の見通し、リスクは、診察・検査と治療計画に基づいて個別にご説明します。
舌癖は開咬の原因の一つですが、手術の妨げにはなりません。ただし、術後の後戻り防止のためにMFT(口腔筋機能療法)を併用することがあります。
矯正治療のみの場合は約50%の後戻りリスクがありますが、外科矯正では骨格的に根本解決するため後戻りリスクは5%未満です。当院では3D仮想手術計画で精密に手術量を決定し、安定性を最大化しています。
TREATMENT INFORMATION
骨格的な原因が疑われる場合は、精密検査で顎骨・歯列・咬合を評価し、矯正治療のみか、外科矯正を組み合わせるかを判断します。治療内容は診断結果により異なります。
矯正治療、またはルフォーI型骨切り術・SSRO等を含む外科矯正を、症状・骨格・咬合に応じて検討します。
顎変形症と診断され、所定の条件を満たす外科矯正は保険診療の対象となる場合があります。自己負担額は治療内容・高額療養費制度の利用状況により異なります。
術前矯正・手術・術後矯正を含む治療では、おおむね1〜3年を要することがあります。骨格や咬合、治療計画により期間は変わります。
外科矯正では、腫れ、痛み、一時的なしびれ、出血・感染、咬合の調整、全身麻酔に伴うリスク等が生じる可能性があります。詳しくは診察時にご説明します。
Sister Clinic — Mirise Well Medical Group
ワイヤー矯正・舌側矯正・マウスピース矯正・小児矯正など、 通常の歯列矯正をご希望の方は、同グループのミライズ矯正歯科南青山をご案内しております。
ミライズ矯正歯科南青山対応する矯正治療
PREOPERATIVE SAFETY
顎矯正手術を予定される方には、紙巻きたばこ・加熱式たばこ・電子たばこを含め、少なくとも手術4週間前、可能であれば8週間前からの禁煙をお願いしています。術後8週間は骨の治癒と経過観察で特に重要な期間ですが、再喫煙を認める目安ではありません。術後も禁煙を継続し、健康面から生涯にわたる禁煙を推奨します。禁煙が難しい場合や使用があった場合も、自己判断せず早めに担当医へお伝えください。