1顎変形症の症状と種類
顎変形症は上下顎骨の位置関係の異常パターンによって複数のタイプに分類されます。日本顎変形症学会の分類に基づき、代表的な6つの症状タイプを解説します。それぞれの症状は単独で現れることもあれば、複合的に組み合わさることもあります。
受け口(下顎前突)
下顎が上顎より前方に突出し、前歯の噛み合わせが逆になる状態。日本人に最も多い顎変形症のタイプで、全症例の約40%を占めます。
出っ歯(上顎前突)
上顎が前方に突出、または下顎が後退し、上の前歯が著しく前に出ている状態。横顔のバランスに大きく影響します。
開咬(オープンバイト)
奥歯を噛み合わせても前歯が接触しない状態。麺類を噛み切れない、発音が不明瞭になるなどの機能障害を伴います。
顔面非対称
顎の左右差により顔が歪んで見える状態。下顎の偏位が主な原因で、噛み合わせの左右差も伴います。
ガミースマイル
笑った際に歯茎が過度に露出する状態。上顎骨の垂直的過成長が原因の場合、ルフォーI型骨切り術で改善します。
小顎症(下顎後退)
下顎が著しく小さい、または後退している状態。睡眠時無呼吸症候群(SAS)との関連が指摘されています。
→ 各症状の詳細は 症状一覧ページ をご覧ください。


