STEP 1
症状・咬み合わせを確認
気になる見た目や咬みにくさを整理します。セルフチェックは受診の目安で、診断に代わるものではありません。
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下顎骨の発育不全により、顎が小さい・後退している状態。横顔のバランスが崩れるだけでなく、気道狭窄による睡眠時無呼吸症候群のリスクも高まります。外科矯正で下顎を前方に移動させることで根本的に改善します。
小顎症(下顎後退症)とは、下顎骨の発育不全により下顎が小さい・後方に位置している状態です。横顔で顎がないように見える「アデノイド顔貌」を呈し、気道狭窄による閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)のリスクが高まります。
小顎症(下顎後退症)は、下顎骨の成長が不足し、顎が小さい・後方に位置している状態です。 横顔で「顎がない」ように見え、出っ歯に見えることも多いですが、実際には下顎が後退しているために相対的に上顎が前に出て見えているケースが多くあります。
小顎症は見た目の問題だけでなく、以下のような機能的問題を引き起こします:
小顎症は骨格的な問題であるため、矯正治療だけでは根本的な改善が困難です。SSRO(下顎枝矢状分割術)により下顎を前方に移動させることで、顔貌の改善と気道の拡大を同時に達成できます。
上記の症状に複数当てはまる場合、小顎症(下顎後退症)の可能性があります。
| 治療法 | 矯正治療のみ | ヒアルロン酸注入 | 外科矯正 |
|---|---|---|---|
| 骨格改善 | なし | なし(見た目のみ) | 根本的 |
| 気道改善 | なし | なし | あり(OSAS改善) |
| 持続期間 | 永続(限定的) | 6~12ヶ月 | 永続 |
| 咬合改善 | 限定的 | なし | 完全 |
| 費用 | 80~120万円 | 5~10万円/回 | 治療の適応、費用、入院・回復の見通し、リスクは、診察・検査と治療計画に基づいて個別にご説明します。 |
下顎の骨を内側から矢状に分割し、下顎全体を前方に移動させる手術。小顎症の治療で最も一般的かつ効果的な術式です。下顎を前方に移動させることで、顎のバランス回復と気道の拡大を同時に達成します。
適応: 下顎後退が主な原因の場合(最も一般的)
上顎と下顎の両方を手術する方法。上顎の位置も調整が必要な場合や、より大きな下顎前方移動が必要な場合に適応されます。
適応: 上下顎の両方に骨格異常がある場合
顎先(オトガイ)の骨を切り、前方に移動させる手術。SSROと併用することで、より理想的な横顔のラインを作ります。
適応: SSROだけでは顎先の突出が不足する場合
下顎を前方に移動させることで、Eラインが整い、横顔の美しいバランスが回復します。
気道が拡大し、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状が改善します。
上下の歯が正しく噛み合うようになり、咀嚼機能が改善します。
下顎が前方に移動することで、首と顎の境目がはっきりし、二重顎が改善します。
顎変形症と診断された場合、矯正治療・手術ともに健康保険が適用されます。
約 50~80 万円
3 割負担の場合(高額療養費制度利用可)
Surgery First など、保険適用外の治療法を選択される場合。
約 220~370 万円
税込(分割払い可)
治療の適応、費用、入院・回復の見通し、リスクは、診察・検査と治療計画に基づいて個別にご説明します。
症状、骨格、咬合、全身状態、生活環境を確認し、矯正治療のみで対応できるか、手術を含めて検討するかを個別にご説明します。治療期間、費用、保険・自費の扱い、入院・回復の見通しは診断後にご案内します。
骨格性の小顎症は矯正治療だけでは根本的な改善が困難です。歯の位置を変えることはできますが、下顎骨の位置自体を変えることはできないため、横顔の改善や気道の拡大は期待できません。
はい、密接に関係しています。下顎が後退していると舌根が気道を圧迫し、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を引き起こします。外科矯正で下顎を前方移動させることで気道が拡大し、OSASの改善が期待できます。
ヒアルロン酸注入は見た目の改善のみで、咬合や気道の改善はありません。また効果は6〜12ヶ月で消失します。外科矯正は骨格自体を移動させるため、永続的な効果と機能的改善が得られます。
SSROでは下歯槽神経の近くを操作するため、術後に下唇の感覚鈍麻が生じることがあります。多くの場合3〜6ヶ月で回復しますが、まれに長期間残る場合があります。当院では超音波骨切削器具を使用し、神経損傷リスクを最小化しています。
治療の適応、費用、入院・回復の見通し、リスクは、診察・検査と治療計画に基づいて個別にご説明します。
TREATMENT INFORMATION
骨格的な原因が疑われる場合は、精密検査で顎骨・歯列・咬合を評価し、矯正治療のみか、外科矯正を組み合わせるかを判断します。治療内容は診断結果により異なります。
矯正治療、またはルフォーI型骨切り術・SSRO等を含む外科矯正を、症状・骨格・咬合に応じて検討します。
顎変形症と診断され、所定の条件を満たす外科矯正は保険診療の対象となる場合があります。自己負担額は治療内容・高額療養費制度の利用状況により異なります。
術前矯正・手術・術後矯正を含む治療では、おおむね1〜3年を要することがあります。骨格や咬合、治療計画により期間は変わります。
外科矯正では、腫れ、痛み、一時的なしびれ、出血・感染、咬合の調整、全身麻酔に伴うリスク等が生じる可能性があります。詳しくは診察時にご説明します。
Sister Clinic — Mirise Well Medical Group
ワイヤー矯正・舌側矯正・マウスピース矯正・小児矯正など、 通常の歯列矯正をご希望の方は、同グループのミライズ矯正歯科南青山をご案内しております。
ミライズ矯正歯科南青山対応する矯正治療
PREOPERATIVE SAFETY
顎矯正手術を予定される方には、紙巻きたばこ・加熱式たばこ・電子たばこを含め、少なくとも手術4週間前、可能であれば8週間前からの禁煙をお願いしています。術後8週間は骨の治癒と経過観察で特に重要な期間ですが、再喫煙を認める目安ではありません。術後も禁煙を継続し、健康面から生涯にわたる禁煙を推奨します。禁煙が難しい場合や使用があった場合も、自己判断せず早めに担当医へお伝えください。