Insurance Coverage Guide

顎変形症の保険適用 完全ガイド

保険適用の条件から費用シミュレーションまで、顎変形症治療の費用に関するすべてを解説します。

顎変形症は健康保険が適用されます。保険適用の条件は「顎変形症」と診断され、顎口腔機能診断施設で治療を受けることです。ミライズ顎変形症クリニックでの保険適用時の自己負担額は約50〜80万円(3割負担)が目安で、高額療養費制度を利用すると月額約8〜25万円程度に軽減されます。

Conditions

保険適用になる条件チェックリスト

顎変形症(上顎前突・下顎前突・開咬・顔面非対称など)と診断されている

顎口腔機能診断施設の基準を満たした医療機関で治療を受ける

矯正歯科と口腔外科の連携のもと、外科矯正(顎矯正手術+矯正治療)を行う

骨格性の不正咬合であり、矯正治療単独では改善が困難と診断されている

Procedures

保険適用される手術術式

術式名対象手術時間目安入院期間
ルフォーI型骨切り術上顎の位置異常(上顎前突・後退・ガミースマイル)約1.5〜2時間1泊2日
SSRO(下顎枝矢状分割術)下顎前突・顔面非対称約1〜1.5時間1泊2日
IVRO(下顎枝垂直骨切り術)下顎前突(神経温存重視)約1〜1.5時間1泊2日
上下顎同時骨切り術上下顎の複合的な位置異常約2.5〜3時間1泊2日
オトガイ形成術顎先の形態異常(併用手術)約30〜45分日帰り〜1泊

※ 手術時間はミライズ顎変形症クリニックでの実績値。一般的な大学病院では上下顎同時手術で4〜6時間程度。

Cost Simulation

年収別・自己負担額シミュレーション

顎変形症の保険治療では、高額療養費制度を利用することで月ごとの自己負担額に上限が設けられます。以下は、手術月の自己負担額の目安です(70歳未満の場合)。

年収目安適用区分月額上限(手術月)多数回該当時
〜約370万円区分エ約57,600円44,400円
約370〜770万円区分ウ約80,100円+α44,400円
約770〜1,160万円区分イ約167,400円+α93,000円
約1,160万円〜区分ア約252,600円+α140,100円
住民税非課税区分オ35,400円24,600円

※「+α」は医療費が一定額を超えた場合の超過分1%。多数回該当は直近12ヶ月で3回以上高額療養費に該当した場合の4回目以降の上限額。

Cost Breakdown

保険適用時の費用内訳(目安)

項目保険点数目安3割負担額
術前矯正(約1〜1.5年)約20〜30万点約20〜30万円
顎矯正手術(手術費+入院費+麻酔費)約30〜50万点約30〜50万円
術後矯正(約6ヶ月〜1年)約10〜15万点約10〜15万円
合計約50〜80万円

※ 上記は目安です。症状や治療内容により変動します。高額療養費制度適用前の金額です。

Exceptions

保険適用にならないケース

見た目(審美性)の改善のみが目的の場合

骨格性ではなく歯性の不正咬合の場合

顎口腔機能診断施設の基準を満たしていない医療機関で治療を受ける場合

Surgery First(サージェリーファースト)など術前矯正を省略する治療法を選択する場合

矯正治療のみで改善可能と診断された場合

Surgery Firstは自費治療です

術前矯正を省略して手術を先行するSurgery Firstは、現在の保険制度では適用外となります。ミライズでのSurgery Firstの費用は220〜370万円程度です。治療期間の大幅な短縮と早期の顔貌改善が得られるメリットがあります。

Surgery First完全解説を見る →

Misconceptions

保険適用に関するよくある誤解 TOP5

誤解1:顎変形症の手術は美容整形だから保険が効かない

事実:顎変形症は厚生労働省が定める疾患であり、咬合異常を伴う骨格性の問題として保険適用の対象です。美容整形(輪郭形成)とは根本的に異なります。

誤解2:保険適用には年齢制限がある

事実:顎変形症の保険治療に年齢制限はありません。成人後でも、骨格の成長が完了していれば手術可能です。当院では20代〜50代まで幅広い年齢層の患者さまが治療を受けています。

誤解3:保険適用だと技術レベルが低い治療しか受けられない

事実:保険適用の有無と治療の質は無関係です。ミライズでは保険適用の外科矯正でも、3D-CT・デジタルシミュレーション・超音波骨切削器具など最先端の技術を使用しています。

誤解4:紹介状がないと保険適用にならない

事実:紹介状は必須ではありません。ミライズ顎変形症クリニックは顎口腔機能診断施設の基準を満たしており、直接ご来院いただいて保険適用の治療を開始できます。

誤解5:保険適用だと入院が2週間必要

事実:入院期間は医療機関によって異なります。大学病院では1〜2週間の入院が一般的ですが、ミライズでは低侵襲手術により1泊2日の入院で手術を行い、翌日に歩いて退院いただけます。

Mirise Data

ミライズの治療実績データ

1泊2日手術入院期間国内最短クラス
63%以上術後1週間未満の社会復帰率第31回日本顎変形症学会発表データ(2022年1月〜2024年6月・69症例)
8.9/10.0患者満足度スコア同学会発表データ・69症例

この記事の監修医

富田大介院長

富田 大介(とみた だいすけ)

ミライズウェルメディカルグループ 代表・統括院長 / 矯正歯科医

日本矯正歯科学会認定医・代議員日本顎変形症学会認定医(矯正歯科)

昭和大学歯学部卒業。東京医科歯科大学大学院(現・東京科学大学)咬合機能矯正学分野修了。ミライズウェルメディカルグループ代表・統括院長として外科矯正の矯正歯科側治療計画を専門とし、Surgery First・Early Surgeryの豊富な臨床経験を有する。東京科学大学(旧東京医科歯科大学)でデジタル矯正歯科学の教育にも携わる。口腔外科専門医との23年間に及ぶ連携歴に基づく精密な治療計画の立案と、デジタルワークフローシステムの構築を主導。

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