Overbite / Maxillary Protrusion

出っ歯(上顎前突)

上顎骨が前方に突出し、上の前歯が大きく前に出ている状態。骨格的な問題であるため、矯正治療だけでは改善が難しく、外科矯正による根本的な治療が必要です。

出っ歯(上顎前突・口ゴボ)とは、上顎骨が前方に突出し上の前歯が大きく前に出ている不正咬合です。日本人の約8〜10%に見られ、骨格性の場合はルフォーI型骨切り術やSSROによる外科矯正が必要です。

出っ歯とは

出っ歯(上顎前突)は、上顎骨が前方に突出し、上の前歯が大きく前に出ている状態です。口ゴボや口元の突出とも呼ばれます。

出っ歯には大きく分けて 2 つのタイプがあります:

  • 歯性上顎前突:上の前歯の傾きが原因。矯正治療で改善可能な場合が多い。
  • 骨格性上顎前突:上顎骨の過成長または下顎骨の劣成長が原因。矯正治療だけでは改善が難しく、外科矯正が必要。

こんな症状はありませんか?

上の前歯が大きく前に出ている
口元が突出して見える(口ゴボ)
横顔で口元が目立つ
口が閉じにくい
口呼吸になりやすい
唇が厚く見える
前歯で食べ物を噛み切りにくい
他院で矯正治療を勧められたが改善しない

上記の症状に複数当てはまる場合、骨格性の出っ歯の可能性があります。
まずは初診相談でご相談ください。

治療方法の比較

治療法矯正治療のみ外科矯正
改善効果限定的根本的
治療期間2~3年1~1.5年
口元改善わずか大幅
咬合改善不十分完全
後戻りリスク高い低い

出っ歯の治療に用いられる手術法

ルフォーI型骨切り術

上顎の骨を切り、上顎を後方に移動させる手術。出っ歯の治療で最も一般的な術式です。

適応: 上顎の過成長が主な原因の場合

SSRO(下顎枝矢状分割術)

下顎の内側から骨を切り、下顎を前方に移動させる手術。下顎の劣成長が原因の場合に用いられます。

適応: 下顎の劣成長が主な原因の場合

両顎手術(ルフォーI型+SSRO)

上顎と下顎の両方を手術する方法。上下顎の位置関係が大きくずれている重度の出っ歯に用いられます。

適応: 上下顎の両方に骨格異常がある場合

外科矯正で期待できる改善

口元の大幅改善

上顎の位置が正常化し、口元の突出が改善。横顔のバランスが大きく変わります。

咬合の完全改善

前歯の咬み合わせが正常化し、食べ物をしっかり噛めるようになります。

治療期間の短縮

矯正治療のみの場合と比べ、治療期間が約半分に短縮されます。

後戻りリスク低減

骨格的な問題を根本的に解決するため、後戻りのリスクが大幅に低下します。

ミライズの出っ歯治療の特徴

矯正歯科認定医と口腔外科指導医のチーム診療
3D仮想手術計画による精密な治療計画
術式・麻酔・入院管理を治療計画に沿って説明
手術時間と入院期間は術式・全身状態により個別に案内
術後の生活復帰は職種・回復経過を踏まえて相談
費用・治療期間・主なリスクを診察時に説明

治療費用

保険診療

顎変形症と診断された場合、矯正治療・手術ともに健康保険が適用されます。

約 50~80 万円

3 割負担の場合(高額療養費制度利用可)

自費診療

Surgery First など、保険適用外の治療法を選択される場合。

約 220~370 万円

税込(分割払い可)

詳細な費用については、初診相談時にご説明いたします。

治療計画で確認する事項

症状、骨格、咬合、全身状態、生活環境を確認し、矯正治療のみで対応できるか、手術を含めて検討するかを個別にご説明します。治療期間、費用、保険・自費の扱い、入院・回復の見通しは診断後にご案内します。

SYMPTOM GUIDE

出っ歯(上顎前突)が気になるときの確認の流れ

見た目や咬み合わせの気がかりは、症状だけで自己判断せず、確認・検査・相談の順に整理します。

  1. STEP 1

    症状・咬み合わせを確認

    気になる見た目や咬みにくさを整理します。セルフチェックは受診の目安で、診断に代わるものではありません。

    セルフチェックへ
  2. STEP 2

    精密検査・診断

    顎骨・歯列・咬合を評価し、骨格的な原因の有無を含めて個別に確認します。

    初診時の流れへ
  3. STEP 3

    治療計画を相談

    矯正治療のみか外科矯正を組み合わせるかは、検査結果とご希望を踏まえて検討します。

    治療の流れへ

TREATMENT INFORMATION

出っ歯(上顎前突)の治療内容・費用・期間・リスク

骨格的な原因が疑われる場合は、精密検査で顎骨・歯列・咬合を評価し、矯正治療のみか、外科矯正を組み合わせるかを判断します。治療内容は診断結果により異なります。

治療内容

矯正治療、またはルフォーI型骨切り術・SSRO等を含む外科矯正を、症状・骨格・咬合に応じて検討します。

費用・保険適用

顎変形症と診断され、所定の条件を満たす外科矯正は保険診療の対象となる場合があります。自己負担額は治療内容・高額療養費制度の利用状況により異なります。

標準的な治療期間

術前矯正・手術・術後矯正を含む治療では、おおむね1〜3年を要することがあります。骨格や咬合、治療計画により期間は変わります。

主なリスク・副作用

外科矯正では、腫れ、痛み、一時的なしびれ、出血・感染、咬合の調整、全身麻酔に伴うリスク等が生じる可能性があります。詳しくは診察時にご説明します。

Contact

まずは初診相談で、あなたの「次の一歩」を確認しませんか?

矯正歯科と口腔外科が連携し、検査結果に基づいて治療計画をご説明します。

顎変形症に関する初診相談|相談料 5,500円(税込)・予約制(検査・治療費は別途)