Facial Assessment
顔の歪み診断
顔の歪み・左右差(顔面非対称)のセルフチェック方法・原因・顎変形症との関係を解説。骨切り手術(ルフォーI型・SSRO・オトガイ形成術)による外科矯正での改善方法も解説します。
顔の歪み(顔面非対称)とは
顔の歪み(顔面非対称)とは、顔の左右のバランスが崩れている状態を指します。軽度の左右差は誰にでもありますが、顎の骨格的な問題が原因の場合、咬み合わせのずれや顎関節症状を伴うことがあり、外科矯正による根本的な改善が必要となる場合があります。特に下顎の偏位(顎が左右どちらかにずれている状態)は、見た目の問題だけでなく、咀嚼機能や顎関節にも影響を及ぼします。
Self Check
顔の歪みセルフチェック
鏡の前で正面を向き、以下のポイントを確認してください。
顎先(オトガイ)が顔の正中線からずれていないか
鏡の前で正面を向き、鼻の先端から顎先まで一直線になっているか確認します。
左右の口角の高さに差がないか
自然な表情で左右の口角の位置を比較します。
咬み合わせた時に上下の正中線がずれていないか
上の前歯と下の前歯の中心が一致しているか確認します。
左右の顎の角(エラ)の大きさに差がないか
顎のラインを左右で比較し、明らかな大きさの違いがないか確認します。
笑った時に歯の見え方が左右で異なっていないか
笑顔の写真を撮り、左右の歯茎の見え方を比較します。
これらに明らかな左右差がある場合、骨格性の顔面非対称の可能性があります。正確な診断には3D-CTなどの精密検査が必要です。
Causes
顔の歪みの原因
骨格性の要因
上顎骨・下顎骨の左右差、下顎の偏位、上顎の傾斜など。外科矯正の適応となる主な原因です。
歯性の要因
歯の位置や傾斜のずれ、咬合平面の傾斜など。矯正治療で改善可能な場合があります。
筋肉性の要因
咬筋の左右差、表情筋のアンバランスなど。骨格の問題に付随して生じることがあります。
習癖による要因
頬杖、片側咀嚼、うつ伏せ寝など。長期的に骨格の変形を助長する可能性があります。
顔の歪みの治療
顔の歪みが骨格性の問題に起因する場合、外科矯正(矯正治療+骨切り手術)により根本的な改善が可能です。具体的には、ルフォーI型骨切り術+SSRO+オトガイ形成術の組み合わせで、上顎・下顎・オトガイの三次元的な位置を修正し、顔面の対称性を改善します。当院では、3D-CTによる精密な骨格分析と3Dシミュレーションにより、左右差の原因を正確に診断し、最適な治療計画を立案します。
- 3D-CTによる骨格の左右差の精密計測
- 3Dシミュレーションによる術後予測
- 矯正歯科と口腔外科の連携による包括的治療
- 骨格・咬合・顔貌の調和を重視した治療計画
