基礎知識

顎変形症とは?原因・症状・治療法を包括的に解説

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顎変形症の定義・原因・症状・治療法について、専門医の視点から包括的に解説します。

顎変形症の定義

顎変形症(がくへんけいしょう)とは、上顎骨や下顎骨の大きさ・形・位置の異常により、咬み合わせ(咬合)や顔だち(顔貌)に問題が生じる疾患です。日本では人口の約3〜5%が何らかの顎変形症を有するとされ、決して珍しい疾患ではありません。

顎変形症の原因

顎変形症の原因は、遺伝的要因と環境的要因に大別されます。遺伝的要因としては、顎骨の大きさや形態に関する遺伝子の影響があります。環境的要因としては、成長期における顎骨の発育異常、口呼吸や舌癖などの習慣、外傷、顎関節の疾患などが挙げられます。多くの場合、これらの要因が複合的に関与して発症します。

代表的な症状

顎変形症の代表的な症状には、受け口(下顎前突)、出っ歯(上顎前突)、開咬(前歯が噛み合わない状態)、顔の左右差(顔面非対称)、ガミースマイル(笑ったときに歯茎が過剰に見える状態)があります。これらの症状は、咀嚼機能、発音、呼吸、審美性に影響を及ぼします。

顎変形症の治療法:外科矯正と骨切り手術

顎変形症の治療は、矯正歯科治療と顎矯正手術(骨切り手術)を組み合わせた「外科矯正」が基本です。代表的な術式には、下顎枝矢状分割術(SSRO)、下顎枝垂直骨切り術(IVRO)、Le Fort I型骨切り術(ルフォーI型骨切り術)、オトガイ形成術があります。従来法のほか、Surgery First(サージェリーファースト)やEarly Surgery(アーリーサージェリー/サージェリーアーリー)など、治療期間を短縮するアプローチも行われています。一定の条件を満たせば健康保険が適用されます。

ミライズ顎変形症クリニック

顎変形症・外科矯正の専門クリニックとして、Surgery First・Early Surgery・自費外科矯正に対応しています。 お気軽にご相談ください。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医学的アドバイスではありません。 治療の適応や詳細については、必ず専門医にご相談ください。 治療期間・費用・リスク・副作用は症例により異なります。

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