FAQ

顎変形症の手術後、回復にはどのくらいかかりますか?

顎変形症手術後の回復や仕事への復帰時期には個人差があります。腫れ、食事、運動、感覚の変化を含む実際の経過と退院時期は、術式、全身状態、診察時の所見を踏まえて担当医が個別に判断します。

術後の回復タイムライン

時期状態・許可事項注意事項
手術当日術後の安静・バイタル管理点滴・鎮痛管理。口腔内の出血管理。
術後1日目歩行・退院を個別に検討流動食開始。顔の腫れが出始めることがあります。
術後2〜3日腫れのピーク冷却を継続。流動食〜ペースト食。自宅安静推奨。
術後4〜6日腫れが徐々に軽減する時期デスクワークへの復帰時期は、体調・職種を踏まえて相談します。
術後1週間抜糸(必要な場合)運動・対面業務の再開時期は診察時の指示を優先します。
術後2〜3週間腫れや食事の状態を経過観察食事・運動の再開は診察時の指示を優先します。
術後1ヶ月日常生活の再開を個別に検討激しい運動やコンタクトスポーツの再開は担当医に確認してください。
術後3〜6ヶ月骨の治癒・安定を経過観察術後矯正を継続し、経過に応じて判断します。

腫れ・痺れについて

術後の腫れの程度と落ち着く時期には個人差があります。術式や麻酔・術後管理の内容は、患者さんの状態を踏まえて医療チームが検討します。腫れが強い、急に悪化する、発熱や出血が続くなどのときは、自己判断せず医療機関へ連絡してください。

下唇や顎先に一時的な痺れ(感覚鈍麻)が生じることがあります。回復の程度や期間には個人差があり、数か月を要することもあります。神経への影響を含む主なリスクについては、術前に担当医から個別に説明を受け、気になる変化があれば受診時を待たずにご相談ください。

食事制限について

術後は状態を確認しながら段階的に食事を進めます。流動食、ペースト食、柔らかい食事へ進む時期や、硬い食べ物を控える期間は術式と骨の治癒経過で異なります。具体的な食事内容・再開時期は、退院時と診察時の指示を優先してください。

術式予定する手術内容入院・回復の見通しに影響します
全身状態術後の診察所見退院や活動再開の判断に用います
生活状況仕事・食事・運動無理のない再開時期を個別に相談します

この記事の執筆者

富田 大介

富田 大介(とみた だいすけ)

ミライズウェルメディカルグループ 代表・統括院長 / 矯正歯科医

日本矯正歯科学会認定医・代議員日本顎変形症学会認定医(矯正歯科)

昭和大学歯学部卒業。東京医科歯科大学大学院(現・東京科学大学)咬合機能矯正学分野修了。ミライズウェルメディカルグループ代表・統括院長として外科矯正の矯正歯科側治療計画を専門とし、Surgery First・Early Surgeryの豊富な臨床経験を有する。東京科学大学(旧東京医科歯科大学)でデジタル矯正歯科学の教育にも携わる。口腔外科専門医との23年間に及ぶ連携歴に基づく精密な治療計画の立案と、デジタルワークフローシステムの構築を主導。

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