顎変形症
顎変形症の手術は何時間かかる?術式別の手術時間と入院期間
顎変形症の手術時間と入院期間を術式別(SSRO、ルフォーI型、両顎手術など)に詳しく解説。ミライズ顎変形症クリニックでは、3D仮想手術計画により手術時間を短縮し、24時間以内の帰宅が可能です。
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顎変形症の手術時間は術式により異なり、下顎単独(SSRO)で約1.5〜2時間、上下顎同時(両顎手術)で約3〜4時間です。一般的な入院期間は1〜2週間ですが、当院では最新の設備と技術により、日帰り〜24時間以内の帰宅が可能です。
顎変形症の手術時間はどれくらい?術式別の目安
顎変形症の手術(骨切り術)にかかる時間は、選択される術式によって大きく異なります。患者様の骨格の状態や噛み合わせのズレの程度により、下顎のみを手術する場合、上顎のみを手術する場合、あるいは上下顎を同時に手術する場合があります。ここでは、代表的な術式ごとの手術時間の目安を具体的な数値とともに解説します。
SSRO(下顎枝矢状分割術)の手術時間
SSROは、下顎の骨を分割して前後に移動させる、顎変形症治療において最も一般的に行われる術式です。受け口(下顎前突)や小顎症(下顎後退)の改善に用いられます。手術時間は通常約1.5時間から2.5時間程度です。下顎の神経(下歯槽神経)を保護しながら慎重に骨を分割・固定するため、高度な技術が要求されます。
ルフォーI型骨切り術の手術時間
ルフォーI型骨切り術は、上顎の骨を水平に切り離し、適切な位置に移動させる術式です。ガミースマイルや上顎前突の治療に適用されます。この手術単独で行われる場合、手術時間は約1.5時間から2.5時間が目安となります。上顎の血流を維持しながら骨を移動させるため、出血のコントロールが重要となります。
両顎手術(上下顎同時手術)の手術時間
顔面の非対称(顔の歪み)や開咬(オープンバイト)、重度の顎変形症の場合、上顎と下顎の両方を同時に手術する「両顎手術(ルフォーI型+SSRO)」が必要になることが多くあります。両顎手術の場合、上下の顎の位置関係を三次元的に調整する必要があるため、手術時間は約3.0時間から4.5時間と長くなります。
オトガイ形成術の手術時間
オトガイ(顎先)の形や位置を整えるオトガイ形成術は、SSROや両顎手術と同時に行われることが一般的です。オトガイ形成術単独、あるいは他の手術に追加して行う場合、所要時間は約30分から1時間程度です。
なぜ手術時間に差が出るのか?影響する3つの要因
同じ術式であっても、患者様によって手術時間が異なる場合があります。手術時間に影響を与える主な要因は以下の3点です。
- 症例の複雑さと骨格の非対称性 骨格のズレが大きく、三次元的な移動量が大きい場合や、左右の非対称性が強い場合は、骨の調整や固定に時間がかかります。特に、過去に顔面の外傷歴がある場合や、骨の形態が特殊な場合は、より慎重な操作が求められます。 - 手術の準備と計画の精度 術前のシミュレーション精度が手術時間を大きく左右します。従来のアナログな模型手術(モデルサージェリー)に比べ、最新の3D仮想手術計画(シミュレーションソフトを用いた計画)を導入している場合、術中の迷いがなくなり、手術時間が大幅に短縮されます。 - 執刀医と医療チームの経験値 顎変形症手術に特化した熟練の執刀医と、手術手順を熟知した麻酔科医・看護師からなる専門チームで行う場合、無駄のないスムーズな進行が可能となり、結果として手術時間が短くなります。
顎変形症手術の一般的な入院期間は何日?
顎変形症の手術は全身麻酔下で行われるため、一般的な大学病院や総合病院では、術前・術後を含めて一定期間の入院が必要となります。
一般的な病院では、手術の前日または前々日に入院し、術前検査や麻酔科医の診察を受けます。手術後は、腫れや痛みの管理、点滴による栄養補給、感染予防のための抗生剤投与などを行いながら、食事が摂れるようになるまで1週間から10日程度入院するのが標準的です。
長期間の入院は、患者様にとって身体的・精神的な負担となるだけでなく、仕事や学校を長期間休まなければならないという社会的なデメリットも伴います。
ミライズ顎変形症クリニックなら「24時間帰宅」が可能
治療結果、入院期間、生活への復帰時期、合併症のリスクには個人差があります。公開する院内データは対象・期間・集計方法・定義を確認し、個別の治療結果を保証するものではありません。具体的な見通しと主なリスクは、診察・検査の結果を踏まえて担当医が説明します。
手術当日の流れと退院後の過ごし方
当院での手術当日の流れと、退院後の過ごし方の目安をご紹介します。
手術当日のタイムライン(例:午前手術の場合)
- 08:30 来院・術前確認:体調確認、着替え、最終的な手術計画の確認を行います。 - 09:30 手術室へ移動・麻酔導入:全身麻酔を導入し、眠っている間に手術が始まります。 - 10:00 手術開始:SSROの場合、約1.5〜2時間で終了します。 - 12:00 手術終了・リカバリールームへ:麻酔から覚醒後、リカバリールームで休息します。 - 13:00〜 経過観察:血圧や呼吸状態をモニタリングし、痛み止めや抗生剤の点滴を行います。 - 夕方〜翌朝 帰宅:歩行状態や全身状態に問題がなければ、ご家族のお迎えのもと帰宅となります。
退院後1週間の過ごし方
退院後はご自宅での療養となります。手術後数日は腫れがピークに達しますが、徐々に引いていきます。
- 食事:術後1〜2週間は、噛まずに飲み込める流動食(スープ、ゼリー、プロテインなど)が中心となります。 - 口腔ケア:感染を防ぐため、処方されたうがい薬でこまめに口の中を清潔に保ちます。 - 活動制限:激しい運動や長時間の入浴、飲酒は避け、安静に過ごしてください。デスクワークなどの軽い仕事であれば、術後数日〜1週間程度で復帰される方が多いです。
術後のダウンタイムと回復期間の目安
顎変形症手術後のダウンタイム(日常生活に支障が出る期間)と、完全に回復するまでの期間の目安は以下の通りです。
ダウンタイムの感じ方には個人差がありますが、当院の低侵襲手術により、従来の術式に比べて腫れや痛みが軽減される傾向にあります。
顎変形症手術のリスク・費用・治療期間
医療広告ガイドラインに基づき、顎変形症治療(サージェリーファーストを含む)に関する重要な情報をお伝えします。
リスク・副作用について
顎変形症手術は安全性の高い手術ですが、外科的侵襲を伴うため、以下のリスクや副作用が存在します。 - 知覚異常:下顎の手術(SSRO)において、下唇やオトガイ部に一時的なしびれや感覚鈍麻が生じることがあります。多くは数ヶ月から半年程度で回復しますが、稀に軽度の感覚低下が残存する場合があります。 - 腫れ・内出血:術後数日間は顔の腫れや内出血が見られますが、時間経過とともに自然に消失します。 - 感染:口の中の手術であるため、術後の口腔衛生状態が悪いと感染を起こすリスクがあります。抗生剤の服用と適切なうがいが必須です。 - 後戻り:術後の筋肉の引っ張りなどにより、骨が元の位置に戻ろうとする「後戻り」がわずかに生じることがあります。術後矯正でしっかりと噛み合わせを安定させることが重要です。
費用の目安
顎変形症の治療は、一定の条件を満たす場合、健康保険が適用されます。
- 保険適用の場合:術前矯正、手術・入院費用、術後矯正を含めた総額の自己負担額は、高額療養費制度を利用することで、概ね40万円〜60万円程度となります。(※所得に応じて上限額が異なります) - 自費診療(サージェリーファースト等)の場合:治療期間を大幅に短縮できるサージェリーファースト法や、より審美性を追求した治療をご希望の場合は自費診療となります。費用は術式や矯正装置の種類により異なりますが、概ね200万円〜350万円程度が目安となります。詳細は費用ページをご確認ください。
治療期間の全体像
一般的なサージカルオーソドンティクス(術前矯正を行う方法)の場合、全体の治療期間は約2年〜3年です。 1. 術前矯正:約1年〜1年半 2. 手術・入院:数日〜2週間(当院は24時間以内) 3. 術後矯正:約半年〜1年 4. 保定期間:約2年(後戻りを防ぐための期間)
よくあるご質問(FAQ)
顎変形症の手術時間や入院に関して、患者様からよく寄せられるご質問にお答えします。詳しくはFAQページもご覧ください。
Q1. 手術中は痛みを感じますか?
A. 手術は全身麻酔下で行われるため、手術中に痛みを感じることは一切ありません。完全に眠っている間に手術が終了します。術後の痛みに対しては、点滴や内服の鎮痛剤を適切に使用し、痛みを最小限に抑えるようコントロールします。
Q2. 退院後、一人暮らしでも大丈夫ですか?
A. 当院で24時間以内に帰宅される場合、退院当日は麻酔の影響が残っている可能性があるため、ご家族やご友人のお迎えと、できれば当日の付き添いをお願いしております。翌日以降は、食事の準備(流動食)などがご自身で可能であれば、一人暮らしでも生活は可能です。
Q3. 手術時間が長いとリスクは高くなりますか?
A. 一般的に、手術時間が長くなるほど出血量が増えたり、感染リスクが高まったりする傾向があります。そのため、当院では事前の3Dシミュレーションを入念に行い、無駄のない正確な手術を行うことで、手術時間の短縮とリスクの低減に努めています。
Q4. 術後の腫れはどれくらいで引きますか?
A. 腫れのピークは術後3〜5日目です。その後徐々に引き始め、2〜3週間程度でマスクをすればほとんど目立たない状態になります。完全に腫れが引き、最終的な顔の輪郭が完成するまでには3〜6ヶ月程度かかります。
まとめ:手術時間と入院期間を正しく理解し、最適な治療選択を
顎変形症の手術時間は、SSROで約1.5〜2時間、両顎手術で約3〜4時間が目安です。一般的な病院では1〜2週間の入院が必要ですが、ミライズ顎変形症クリニックでは、最新の3D仮想手術計画と熟練の専門チームにより、日帰りから24時間以内の帰宅を実現しています。
長期間の入院がネックで治療をためらっていた方や、仕事や学校への影響を最小限に抑えたい方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
当院では、統括院長(日本顎変形症学会認定医)による初診相談(保険診療)を実施しております。患者様の骨格や噛み合わせの状態を詳しく診断し、最適な治療プランをご提案いたします。
まずは、お気軽にLINEまたはWEBから初診相談をご予約ください。
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参考文献
- 日本顎変形症学会 公式サイト・学術情報
- 日本口腔外科学会 公式サイト・学術情報